※座長、演者の方々へは、EメールにてIDおよびパスワードを通知させて頂きました。
メールをご確認頂けない場合は、お手数ですが下記運営事務局までお問い合わせ下さい。
第30回心臓血管外科ウインターセミナー学術集会運営事務局
winter30@intergroup.co.jp
演者 | 藤村 正人(ふじむら動物病院 院長) |
---|---|
日時 | 平成28年1月24日(日)18:00-19:00(予定) |
会場 | ホテル双葉 3階「コンベンションホール」(予定) |
誰もが一度は何らかの夢を抱き、現実の社会のなかでそれが永遠のまぼろしとなってゆくだろう。しかし、私はそうではなかった。16歳の時に読んだ一冊の本がきっかけで自分自身の人生が大きく変化していったのは確かだった。 スポンサーは一切なかった。このため、何か資格のある仕事と思い獣医師となった。給料の半分とボーナスは12年間手をつけず、それが総ての資金源となった。
臨床をしながらのヨット建造は非常に苦しかったが、トータル8000時間、5年の歳月を費やし7mの木造ヨット“希望号”が遂に完成した。
どんな絶望的な状況でも、諦めず希望を捨てないという意味でこの名前をつけた。そして32歳の春、数か月前に知り合った女房と結婚し、その日の午後、日本を出発した。世界一周は30か国以上立ち寄ったので6年もかかってしまった。その間、女房の妊娠、東南アジアでの海賊、イエメン沖の病気(友人による命を賭けた救出)、カナリー諸島での致命的な損傷に対する修理、白内障、スーパータイフーン・アイザ(100m台風:グアム沖)など多くの困難を乗り越えて来た。
4万マイル、実に9万kmに及ぶ大航海から私は何を問い、何を学び取ってきたのだろうか?それは現在の私でも答えをだせない。しかし、今回のセミナーで、これらの冒険における時系列な出来事を語らせていただく中、聴衆の方々に私と希望号の魂の一部を感じていただければと思っている。
今回、登壇への機会を与えていただきました長崎大学病院心臓外科の江石清行 教授ならびに、スタッフ一同の皆様に深謝致します。
プログラム全般、スキー・スノーボード競技会に関すること
参加登録(宿泊・前夜祭・懇親会)に関すること
演題登録・共催事業に関すること